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トナミ運輸がV3 世界NO.1桃田賢斗は「本当に強い選手」も…重圧はねのけ

バドミントンの国内最高峰「S/Jリーグ」は17日にサイデン化学アリーナで最終日を迎え、男子はトナミ運輸が2-1でNTT東日本を破って3連覇を果たした。第1ダブルス、シングルス、第2ダブルスと順に行われる3枠すべてに日本A代表を揃えるトナミ運輸は、シングルスで西本拳太が世界ランク1位の桃田賢斗に敗れたが、園田啓悟、嘉村健士組、保木卓朗、小林優吾組が2つのダブルスを制してタイトルを勝ち取った。

男子はトナミ運輸が2-1でNTT東日本を破って3連覇を果たす【写真:平野貴也】
男子はトナミ運輸が2-1でNTT東日本を破って3連覇を果たす【写真:平野貴也】

シングルスは西本が桃田に敗れるも、2つのダブルス制す

 バドミントンの国内最高峰「S/Jリーグ」は17日にサイデン化学アリーナで最終日を迎え、男子はトナミ運輸が2-1でNTT東日本を破って3連覇を果たした。第1ダブルス、シングルス、第2ダブルスと順に行われる3枠すべてに日本A代表を揃えるトナミ運輸は、シングルスで西本拳太が世界ランク1位の桃田賢斗に敗れたが、園田啓悟、嘉村健士組、保木卓朗、小林優吾組が2つのダブルスを制してタイトルを勝ち取った。

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 園田、嘉村組は、世界ランク3位。実力を発揮できれば、勝利は順当だ。しかし、第1ゲームは、終盤まで接戦で展開。18-19とリードを許した場面から3連続得点で辛くも勝ち切る厳しい内容だった。第2ゲームを21-13で制して勝ち、エースダブルスの責任を果たした嘉村は、安堵感を漂わせ「相手のシングルスには、桃田がいる。西本も1月の国際大会で桃田に勝っているけど(桃田は)本当に強い選手。だから、一番大事になって来るのが、自分たち第1ダブルスだと思っていた。始めは力んでしまって、思うような動きができなかったけど、2ゲーム目から自分たちのプレーをして勝つことができた」とプレッシャーを感じながら試合に臨んでいたことを明かした。

 第2ダブルスも第2ゲームで相手に粘られたが、世界ランク27位の保木、小林がしっかりと勝ち切った。唯一、敗れる形となってしまった西本は「3連覇は嬉しかったけど、今大会を振り返ると、ダブルス陣に助けてもらうことが多かった。次の大会は、シングルスも(勝利)ポイントを挙げて、ダブルス陣に少しでも楽をさせられるように頑張りたい」と悔しさをのぞかせた。

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