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佐々木朗希の態度にWBC捕手が苦言「彼は軟弱」 真価が問われる“次”「適切な反応を願うよ」

米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が、3月29日(日本時間3月30日)のタイガース戦で降板後に見せた態度が波紋を広げている。ベンチで涙を浮かべる姿に、大リーグで12年間プレーし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した元捕手が「彼は軟弱だ」と厳しく指摘。ただ真価が問われるのは、次に同じ状況に陥った時と見ているようだ。

ドジャースの佐々木朗希【写真: IMAGO / ZUMA Press Wire】
ドジャースの佐々木朗希【写真: IMAGO / ZUMA Press Wire】

ルクロイ氏が指摘する選手の転機「これまでにも見てきた」

 米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が、3月29日(日本時間3月30日)のタイガース戦で降板後に見せた態度が波紋を広げている。ベンチで涙を浮かべる姿に、大リーグで12年間プレーし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した元捕手が「彼は軟弱だ」と厳しく指摘。ただ真価が問われるのは、次に同じ状況に陥った時と見ているようだ。

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 ブルワーズなどで正捕手として活躍し、2013年、17年のWBCに米国代表として出場したジョナサン・ルクロイ氏は、自身のXで佐々木の降板後の様子に触れた。

「彼は軟弱だ。今までにも見てきた。彼を助ける唯一の方法は、彼が大失敗することだ。へたばるか、強靭な戦士に変身するかのどちらかだ。それは彼の選択。ビッグな選手はビッグな状況でビッグなプレーをする」と、次に同じような状況に陥ったときの行動に注目しているようだ。

 佐々木は29日(同30日)の本拠地初先発で制球が定まらず、2回途中までに61球を投じて押し出しを含む4四球。2失点で早期降板していた。マウンドで降板を告げたデーブ・ロバーツ監督にボールを手渡さず転がし、ベンチに戻ってからは画面を通してもわかるほどの涙目で試合を見つめていた。

 これについてルクロイ氏は「フィールド上でネガティブな感情を出すことは、感情のコントロール能力が足りないことの表れだ。どんな感情であっても、だ。感情のコントロール能力の欠如は、予測不能であり、敵対的な状況に簡単に支配されてしまう。野球の試合やシーズンは、失敗や敵対的な状況にあふれている。良くないね!」と批判的な言葉を残している。

 一方で「学ぶか学ばないか、だ。彼はたくさんの才能があるように見える。適切な反応を願うよ」と佐々木の今後の成長を期待した。

(THE ANSWER編集部)


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