フィギュア青木祐奈が現役続行を決断「感謝の気持ち忘れず」 12月に一時は引退示唆「試合直後は辞めようと…」
フィギュアスケートの全日本選手権で女子シングル12位だった23歳・青木祐奈が31日にインスタグラムを更新。12月の全日本選手権の演技後に一時は引退を示唆していたが、「来季も現役を続行することにいたしました」と報告した。ミラノ・コルティナ五輪が行われる2025-26シーズンへ「この選択が間違いじゃなかったと思えるよう努力していきたいと思います」と誓った。

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フィギュアスケートの全日本選手権で女子シングル12位だった23歳・青木祐奈が31日にインスタグラムを更新。12月の全日本選手権の演技後に一時は引退を示唆していたが、「来季も現役を続行することにいたしました」と報告した。ミラノ・コルティナ五輪が行われる2025-26シーズンへ「この選択が間違いじゃなかったと思えるよう努力していきたいと思います」と誓った。
昨年12月22日、全日本選手権で女子フリーの演技を終えた後、囲み取材では「全日本が終わったら(去就を)考えようと思っていた」とした上で、競技からの引退を示唆する言葉を残していた。ただ翌23日にインスタグラムを更新し、「今回満足するような結果で全日本を終えることはできませんでしたが、やり切ったという気持ちが大きいことは事実です」としながらも「これからコーチとも話し合いをして、最終的な決断をしたいと思っています」と迷える心中を明かしていた。
青木はグランプリ(GP)シリーズ初出場となった2023年のNHK杯で5位に入ると、日大卒業後の24-25年シーズンも現役を続行。昨年11月のNHK杯では3位に入り、初めて表彰台に立った。振付師になることが一つの夢で、自らプログラムの振り付けを考案している。
31日の投稿文面は以下の通り。
◇ ◇ ◇
いつも応援ありがとうございます。
来季も現役を続行することにいたしました。
全日本後の記事で多くの方を混乱させてしまい、大変申し訳ありません。
全日本のフリーで「この景色は最後だ」と思ったことに嘘はなく、試合直後は辞めようと考えていました。しかしその後、コーチや家族とも何度も話し合いをし、続行することを決めました。昨年より悩むことになるとは自分でも思っていませんでしたが、それだけ今シーズンはやりきったと思える練習を積んでこれたのだと思います。
続けるからには新しいことへの挑戦を恐れず、日々学び、将来のためにも自分を成長させることを目標にし、この選択が間違いじゃなかったと思えるよう努力していきたいと思います。
たくさんの方から「まだ見たい」というお声をいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます。
なにより滑れることへの感謝の気持ちを忘れずに、頑張ります。
引き続き応援していただけたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
(THE ANSWER編集部)