「スポーツの美しさだ」 世界一逃した坂本花織の振る舞いに海外メディア感動「勝者を抱き…」
フィギュアスケートの世界選手権は28日(日本時間29日)、米ボストンで女子フリーが行われた。ショートプログラム(SP)5位の坂本花織(シスメックス)は146.95点をマークし、計217.98点で2位。4連覇はならなかったが、優勝したアリサ・リウ(米国)を熱いハグで祝福した。海外レポーターは「これがスポーツの美しいところ」と感動している。

フィギュアスケート世界選手権
フィギュアスケートの世界選手権は28日(日本時間29日)、米ボストンで女子フリーが行われた。ショートプログラム(SP)5位の坂本花織(シスメックス)は146.95点をマークし、計217.98点で2位。4連覇はならなかったが、優勝したアリサ・リウ(米国)を熱いハグで祝福した。海外レポーターは「これがスポーツの美しいところ」と感動している。
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体いっぱいで喜びを分かち合った。坂本は演技を終えた様子のリウとキス・アンド・クライの前で飛び跳ねながらハグ。ハイタッチを交わした。引き揚げる際は大きく口を開けて、笑顔だった。
動画をXに公開したカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏は「これがスポーツの美しいところ サカモトが見事なフリーを滑ったアリサ・リウを抱きしめる どんなスコアが出たとしても、今夜最高の瞬間はこれだ」と坂本の行動を称賛した。
リウは1位だったSPに続き、フリーでも全体1位の148.39点をマーク。計222.97点で優勝した。SP2位から出た千葉百音が同215.24点で3位。SP4位の樋口新葉は同204.58点で6位だった。
(THE ANSWER編集部)