元「3歳のバットボーイ」がMLBでドラフト指名 米話題「月日の流れを実感する」
未来のスター選手を発掘する米大リーグのドラフト会議。今年も12日から行われ、多くの原石が指名を受けたが、ナショナルズはダスティ・ベイカー監督の息子を指名した。親子鷹の裏で、未来のスター候補の“勇敢な過去”をFOXスポーツが特集。「3歳のバットボーイ」のプロ入りが話題を呼んでいる。
ナショナルズ指揮官の息子が27巡目指名、15年前のWSバットボーイで話題
未来のスター選手を発掘する米大リーグのドラフト会議。今年も12日から行われ、多くの原石が指名を受けたが、ナショナルズはダスティ・ベイカー監督の息子を指名した。親子鷹の裏で、未来のスター候補の“勇敢な過去”をFOXスポーツが特集。「3歳のバットボーイ」のプロ入りが話題を呼んでいる。
記事では、ナショナルズが27巡目指名で、ベイカー監督の息子であるダレン・ベイカーを指名したことを紹介。「ベイカー監督の契約は今季限りであるが、状況は少し変わるかもしれない」と親子鷹が来季実現する可能性に言及している。
ただ、野球ファンにとってダレンはベイカー監督の息子というだけの存在ではない。
2002年、当時ベイカー監督が指揮していたジャイアンツとエンゼルスによるワールドシリーズ第5戦でバットボーイをしていたのが当時3歳のダレンだ。
8-4とリードした7回1死二、三塁でタイムリーが飛び出すと、ユニホーム姿のダレンは一塁ベンチから懸命に駆け出し、打者が放り投げたバットを引きに行こうとした。しかし、クロスプレーが生じる危険なタイミング。1人目の走者J.T.スノーがホームインした際に小さな影に気づき、慌てて拾い上げた。