王者フェデラー、「明らかだった」不覚の理由「私は決定的なミス、判断の過ちを…」
「プレー自体は悪くない」も…明かした敗因「シャープさを欠いたことは明らか」
「事実として、彼が少し上回ったと理解できる。かなりフラストレーションを溜めているが、こういったことは往々にして起こることだよ」
フェデラーは試合を振り返り、敗因を語った。
復活優勝を遂げた1月の全豪オープン以降、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンも制し、全盛期の強さを取り戻した印象を残していたが、2か月ぶりの実戦で試合勘も影響したようだ。
「プレー自体は悪くはなかった。何度かいい時間帯があったしね。だけど、シャープさを欠いていたことは明らかだった。リードを奪って以降も上手く試合を運ぶべきだと思っていたが、私は決定的なミス、判断の過ちをしてしまったね」
休養明けによもやの黒星を喫してしまった芝の王者フェデラー。7月のウィンブルドンまでコンディションを上げることができるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer