ドジャースを「嫌ってくれて構わない」 球団社長が直撃取材で明かした野望「日本と肩並べる国を…」
大型補強が「球界にとって悪」の声に「嫌ってくれて構わない」
――米国から駆けつける人、早朝に起きてテレビ観戦する人、数多くのファンがドジャースにはいる。
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「まだまだ必要だ。球界では最大かもしれないが、球界全体がもっと多くのファンを必要としている。我々がしているのは、世界中でこの競技を成長させようということだ」
――野球ファンの中には、ドジャースの大型補強が球界にとって悪だとする声もある。
「その野球ファンというのは、他の29球団のファンだろう? 我々のファンがとても喜んでくれているのは知っているからね。我々のことを嫌うならば嫌えばいい。素晴らしいことだ。競争とはそういうものだ。贔屓チームのチケットを買ってくれさえすれば、我々のことは嫌ってくれて構わない。嬉しく思うよ」
――東京での過ごし方について。
「スポンサーの人たちに会ってばかりさ。仕事で来ているからね。銀座には行った。タイムズスクエアやラスベガス、ビバリーヒルズなどを思い出したよ」
――日本はドジャースにとってどれだけ重要か。
「非常に重要だ。北米に次ぐ、最大の野球ファンベースを持っている。しかし我々は日本と肩を並べるような他の国々を必要としている。そのために我々は長期的に取り組んでいるところだ」
――日本の観客をどう思ったか。
「アメージングだった。まず、ここには長い野球の歴史がある。我々はみんな野球を愛している。日本の人たちが主にドジャースを好きでいてくれることを嬉しく思う。でも、それはみんなにとっていいことだ。我々はここでファンクラブを始めた。野球の試合中継が増え始めた。とてもハッピーだよ。それは球界にとっていいことだ」
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
