大坂、“ナオミの影響力”は他競技へ 五輪2大会金メダリストも絶賛「最高にクール」
セリーナとの全米決勝は「自分にとって最高にクールなこと」
シフリンもまた現役引退を表明した米国女子スキー界のレジェンドで、10年バンクーバー五輪女子滑降金メダリストのリンゼイ・ボンの後継者として大きな注目を集めている。
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大坂の躍進は最高の手本となっているようだ。「オオサカが最も憧れの選手を相手に自分自身を律し、戦うところを見たけれど、自分にとっては最高にクールなことだった」とコメントしている。
昨年9月の全米オープン決勝で、大坂は幼少時からの憧れでGS優勝23回を誇るセリーナと激突。第1セットを失い、劣勢になったセリーナは主審に暴言を浴びせ、ラケットを破壊するなど取り乱したが、大坂は冷静さを貫いた。
表彰式ではセリーナファンのブーイングを浴びる異例の事態となったが、涙の謝罪で各国メディアに大きな反響を呼んでいた。天真爛漫な少女からテニス界の新たな顔に短期間で進化した大坂。スキー界の女王もその姿に大いに感銘を受けているようだ。
(THE ANSWER編集部=AP)