MLB 東京シリーズ by Guggenheim

　米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われる。この日の先発投手を務め、メジャーデビューを迎えるドジャースの佐々木朗希投手について、試合前の会見に出席した同僚投手が語った。

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　前日は山本由伸投手の後を継ぎ、2番手で1イニングを無失点に抑えたアンソニー・バンダ投手が会見に出席。佐々木の人柄などについて問われ、「性格は素晴らしい。クラブハウスの雰囲気とマッチしているし、ユーモアもある。冗談も好きだし、馴染んでいる」と打ち明けた。ただ、それ以上に野球選手として目を見張るものがあるという。「正直に言うと、一番驚いたのは試合への準備と、素晴らしい投手であることに甘んじず、探求していく姿勢。素晴らしい投手に育っていくと思う」と敬意を向けた。

　佐々木のことを「ユニコーン」と評していることについて問われると「まず大きな体を大きく使う。手が大きい。同時に制球力もすごい。スプリットの軌道が他と違ってナックルのように落ちる。落差が本当に信じられないくらい大きい」と称賛した。

　その上で「近代ではスローモーション動画が充実しているが、彼のボールの軌道はそれを見てもユニーク。真似しようと思ってもできない。だから彼がスプリットのユニコーンと表現した。彼が手強いピッチャー、素晴らしいピッチャーになると確信している」と賛辞は止まらなかった。