最近の4大大会優勝者、3人連続でコーチ交代

　女子テニスの世界ランク1位・大坂なおみ（日清食品）が12日、コーチのサーシャ・バイン氏との契約解消を自身のツイッターで発表した。グランドスラム2大会連続優勝を支えた名コーチとの突然の師弟関係解消にテニス界に衝撃が走っている。グランドスラム優勝後のコーチ交代という最近の流れを欧州メディアは「女子テニス界のおとぎ話」「スラムの栄光は女王とコーチ衝突の呪い」と評している。

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　“ナオミ旋風”の立役者として知られたバインコーチの解任劇は世界各国に衝撃を与えている中、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は最近の女子テニス界の奇妙な共通点に注目している。

「ハレプとケルバーに続き、世界ナンバーワンのオオサカもバインコーチから離れた。グランドスラム4大会で3人の女王がコーチを変えたのだ」

　記事ではこう報じている。昨年6月の全仏オープンで初優勝を果たした元世界ランク1位のシモナ・ハレプ（ルーマニア）は同11月にコーチを務めていたダレン・ケーヒル氏と袂を別つことに。