ジャスティン・スティールが見た今永

　米大リーグのカブスは18日、東京ドームでドジャースとの開幕戦を戦う。ここでマウンドに上がるのが今永昇太投手だ。初の開幕投手にあたって「100年後、誰も覚えているやつはいない」とのアドバイスを送ったジャスティン・スティール投手が、その真意を口にした。

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　今永は開幕戦を翌日に控えた17日に公式会見で、自身ではメンタルが強い選手だとは思っていないこと、開幕戦の先発が決まってからスティールに相談すると「心配するな、100年後誰も覚えているやつはいない」というアドバイスを送られたと明かしていた。

　開幕戦当日の試合前会見に登場したのはそのスティール。アドバイスは「自分にも言い聞かせていること」だと明かし、その真意をこう口にした。

「特に開幕だと緊張もあると思うので、開幕投手になると聞いた後すぐにその話をした。彼が緊張することはあまり想像できないが、少しでも助けになればと思う」

　今永とは昨季チームメートになってすぐ、活躍を予感したという。同じ左腕として「昨年最初のブルペンを見て、これはリーグにとって脅威になると思った」と口にするほどだ。

　さらに「彼は新しい環境で順応するところを見せてくれた。新しい国で新しい言語に入ってきたが素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。数えきれないほどあるが、強いて言うならその一点」と、新たな環境に素早く適応したのが、昨季の大活躍の理由だとしている。