米ESPNによる中継予定を発表

　ボクシングの米興行大手トップランク社は17日（日本時間18日）、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）が、5月4日に米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級2位ラモン・カルデナス（米国）と行う防衛戦について、米スポーツ専門局「ESPN」で生中継すると発表した。その一戦の前には大谷翔平投手のドジャース戦も同局で中継される予定で、米国で日本人トップアスリートの2人の“生中継リレー”が実現しそうだ。

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　トップランク社は「ナオヤ・イノウエ対ラモン・カルデナス/ラファエル・エスピノサ対エドワード・バスケスのダブルヘッダーが5月4日にESPNで生中継」とのタイトルで井上の防衛戦を含めた2試合の放映が決まったことをリリースで発表。「日本のアイコン、ナオヤ・イノウエは5月4日、ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで、ラモン・カルデナスを相手に全てのベルトを防衛する」と記した。

　試合時間については「イノウエ対カルデナスのカードはショウヘイ・オオタニが所属するロサンゼルス・ドジャースとアトランタ・ブレーブスの日曜夜の試合の直後に放映される予定だ」と“サンデーナイト”に日本を代表するトップアスリート2人の試合が生中継リレーされる形のようだ。「アンダーカードの試合は近日発表され、ライブストリーミングとESPN+での独占配信が予定されている」とも伝えている。

　同社は最高経営責任者（CEO）のボブ・アラム氏のコメントも紹介。「イノウエとオオタニは日本で最も功績のあるアスリートの2人なので、イノウエにとっては素晴らしい舞台になる」と大谷→井上の豪華リレーに言及。「これはT-モバイルアリーナでの特別なイベントであり、ESPNで観戦するボクシングファンにとっても特別なイベントとなるだろう」と井上に用意された舞台について語っている。