米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手はカブスとの開幕シリーズに備えて来日したものの、体調不良のため巨人、阪神とのオープン戦を欠場した。ただ日本の野球文化とファンの姿勢には感銘を受けたようで、出演した米専門局の番組で絶賛の言葉を残している。

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　ベッツは16日（日本時間17日）、米専門局「MLBネットワーク」の番組に出演。元大リーガーのハロルド・レイノルズ氏から「ショウヘイが前日（15日の巨人戦）にホームランを放った。観客は熱狂していただろ？　アメリカの観客と何が違う？」と質問されている。

　ベッツは「説明するのは難しいね」としながらも「（日本のファンが）試合を見ていると、誰かがボールを打つたびに『おお～』って聞こえるんだ。三振すればたくさんの拍手が送られる。ヤジがない。ひたすら試合を観戦しているんだ。いい気分転換になるよ」と、アメリカのファンとの違いを口にした。ヤジではなく拍手と歓声が響く環境を快く感じているようだ。

　大リーグ公式サイトによれば、デーブ・ロバーツ監督はベッツが18日からの開幕2連戦に欠場すると明らかにした。体重が15ポンド（約6.8キロ）弱落ちたという。