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テニス日本選手、大金星の裏で「奇妙な要求」 まさかの飲料ごくごく→パワーアップで英紙仰天

男子テニスのBNPパリバ・オープン男子シングルス3回戦(日本時間10日)で、世界ランク349位の綿貫陽介(SBCメディカルグループ)が、同17位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)を破る大金星をあげた。英メディアは、綿貫が試合中に摂取したとある飲料に注目。ツアー最高峰のATP1000大会で初の16強入りを決める原動力となったと報じている。

綿貫陽介【写真:ロイター】
綿貫陽介【写真:ロイター】

金星の裏で注目を集めたある行動

 男子テニスのBNPパリバ・オープン男子シングルス3回戦(日本時間10日)で、世界ランク349位の綿貫陽介(SBCメディカルグループ)が、同17位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)を破る大金星をあげた。英メディアは、綿貫が試合中に摂取したとある飲料に注目。ツアー最高峰のATP1000大会で初の16強入りを決める原動力となったと報じている。

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 格上相手に第1セットを先取した綿貫。続く第2セット、4-5とブレークを許した場面で、審判に要求したのはなんと炭酸飲料「ペプシコーラ」だった。審判に指示されたボールボーイが、コートサイドの冷蔵庫から取り出した缶を手渡す。綿貫は美味しいそうに口をつけると、腕をグルグル回しながら、笑顔でコート上に戻っていった。

 英紙「デイリー・エクスプレス」の記事では、見出しの中で「試合中に奇妙な要求」などと綿貫の行動を表現。スカッシュやバナナ、凝縮されたスナックなどを食べる選手がいる中、「この日本人選手は、試合の重要な瞬間にエネルギーレベルを維持するために注入が必要であると分かっており、素早くエネルギーを補給できる信頼ある供給源に頼った」とペプシを要求した同場面を振り返っている。

 続けて同紙は、「ある場面では、ワタヌキはチームに炭酸飲料を飲み干す許可を求めているように見え、彼らを見つめながら手に飲み物を持ち、高く掲げてにっこりと笑った。その後、彼はメタリックブルーの容器をテレビカメラの前で高く掲げた」と、その後の綿貫のユニークな行動を紹介。「解説者は『彼はスポンサーを得ようとしている』とジョークを飛ばした」とウケていたことも伝えた。

 同紙によると、ペプシを飲む前のフォアハンドの平均トップスピン速度は時速77マイルだったのに対し、飲んだ後は速度が時速80マイルにまで上昇。ペプシが「良い影響を与えた」と伝えた。「ワタヌキの生意気な仕草にチームは笑い、カリフォルニアでこの行動を見ていたアメリカのソフトドリンク大手の目に留まったかもしれない」と結んだ同紙。26歳の日本人の行動が海外で大きな反響を生んでいたようだ。

 綿貫は続く4回戦で同43位のT・フリークスポール(オランダ)にストレートで敗れ敗退。初のベスト8進出はならなかった。

(THE ANSWER編集部)

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