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「素晴らしいボクサー」「良いヤツ」 世界戦2日前に笑顔の褒め合い、オラスクアガVS京口紘人

日本人8人目の3階級制覇に挑む京口紘人【写真:浜田洋平】
日本人8人目の3階級制覇に挑む京口紘人【写真:浜田洋平】

京口「とにかく良いヤツ。若くして…」

 同級14位の京口は「とにかく良いヤツなんだ、いいチャンピオンなんだなと思った」と好印象。「若くして短いキャリアで王者になった素晴らしい王者。強いなと思います。いい意味でマイペースで陽気な選手。場慣れしている強い選手だなという印象です」と褒めちぎった。一方、戦い方には「当日、リングに上がってからの楽しみにしてほしい」と口を濁した。

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 22年11月の寺地とのライトフライ級王座統一戦で7回TKO負け。王座陥落したが、23年5月にフライ級で再起した。昨年5月のビンス・パラス(フィリピン)戦で敗れたものの、10月の再戦で雪辱を果たし、再起後3勝1敗で這い上がってきた。

 10度目の世界戦。「リングに上がりたくても上がれない選手は五万といる。チャンスをいただけたので万全のコンディションで臨みたい」。減量はこの日の朝で残り1.2キロに迫った。勝てば日本人8人目の3階級制覇。「それだけの数しかいない。そういう偉業にチャレンジしていきたい。3階級制覇はボクサー人生において大きなチャレンジ。自分に期待して挑みたい」と決意を滲ませた。

【3月13日トリプル世界戦の主な対戦カード】

▽WBA&WBC世界フライ級王座統一戦
WBC王者・寺地拳四朗(BMB)
VS
WBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

▽WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)
VS
同級14位・京口紘人(ワタナベ)

▽WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者・岩田翔吉(帝拳)
VS
同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)

▽117ポンド(約53.07キロ)契約8回戦
坪井智也(帝拳)
VS
WBOアジアパシフィックバンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)

(THE ANSWER編集部)


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