ドジャース戦で“三笘の1ミリ”級にギリギリの珍事発生 米賛否「馬鹿げている」「当然だ」
米大リーグは今春のオープン戦で、ストライク自動判定システム「ABS」を試験導入している。球審の判定に対し、選手が異議を唱える事が可能。すでに覆るシーンもいくつか生まれているが、9日(日本時間10日)のドジャース戦ではかなり際どい場面が米ファンの驚きを呼んでいた。

スネルの投球が発端
米大リーグは今春のオープン戦で、ストライク自動判定システム「ABS」を試験導入している。球審の判定に対し、選手が異議を唱える事が可能。すでに覆るシーンもいくつか生まれているが、9日(日本時間10日)のドジャース戦ではかなり際どい場面が米ファンの驚きを呼んでいた。
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4回1死走者なしの場面。今季ドジャースに加入した左腕スネルが3-1から投じた球は、右打者ロペスの内角際どいコースへ。球審はボール判定で、ロペスは一塁へ歩き出した。スネルは即座にチャレンジ。その後に映し出された「ABS」の判定では、ボールがわずかにストライクゾーンをかすめていた。
サッ カー2022年カタールW杯の日本―スペイン戦で話題になった“三笘の1ミリ”クラスの際どいラインだったが、ストライクに判定が覆ってロペスは再び打席へ。その後の投球でスネルは力ない二飛に打ち取った。
映像を公開した米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式Xは「このブレイク・スネルのチャレンジは、ABSシステムの正確さを示している」と紹介。実況席も「彼は正しかった(笑)」「インチのゲームとよく言うが、これはミリメーターのゲームだ。スネルは正しかった」と伝えた。
米ファンからは「試合から人間らしさを奪っている。悲しい」「この投球はせいぜい限界だ。チャレンジするのはいいが、制限されるべきだ」「もしABSが正確ならね」「これは(ゾーンに)触れていた!!! これがルールなんだ」「馬鹿げてる」「(笑)これはボールだろ」「当然のことだ。コーナーを捉えた。感情じゃなくて、事実だ。ボールかストライク、それだけ」「これが全部の投球に適応されるなら、フレーミングはキャッチャーの必要なスキルじゃなくなる」などと賛否含め様々なコメントが書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)