千葉のFW呉屋大翔が無事を報告

　サッカーJ2であわや大事故のアクシデントが起こった。9日に大和ハウスプレミストドーム（札幌ドーム）で行われた敵地・札幌戦で千葉のFW呉屋大翔がピッチから転落。チームメートが心配そうに見つめるシーンが中継で映し出され、ネット上では「危なすぎる」「大丈夫だったの？」といったファンの心配の声が広がった。

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　歓喜の瞬間が悲鳴に変わった。千葉が2-1とリードして迎えた後半アディショナルタイム。自陣からのロングフィードに前線で抜け出した呉屋は、クリアしようとボックスから飛び出してきたGKからボールを奪うと、そのまま無人のゴールに流し込んでダメ押しの3点目を奪った。喜ぶ呉屋はベンチから飛び出してきたチームメートを煽るような仕草を見せながらゴール裏の看板を飛び越えた。

　しかし、飛び越えた瞬間、何かにビックリしたリアクションをした呉屋の姿が突然消えた。同会場は移動式ピッチのため、ゴール板の看板は地面から2.8メートルの高さに設置。飛び越えた呉屋はそのままコンクリートの地面に落下した。チームメートやスタッフがフェンス越しに心配そうに見つめる姿がDAZNの中継でも映し出された。

　試合は千葉はそのまま3-1で勝ったものの、ネット上のファンは呉屋の容体を心配。このシーンを収めた映像を公開したJリーグ公式Xには「大丈夫だったの？」「落ち方が危なすぎる」「ほんまに危なかったけど…」といったコメントが集まった。呉屋は転落からしばらくしてピッチに復帰していたが、試合後、改めて自身のXに「無事です」と投稿。「怪我なくて良かった」「無事で何より」とファンは一安心だった。

　ちなみに6年前の2019年3月9日にも当時札幌に在籍していたFWアンデルソン・ロペスが転落していたこともあり「同じ日とは」「既視感あって草」「アンロペの悲劇再来」「札幌が久しぶりのJ2だから、認識が不足してる人が多そう」「それにしてもなぜ札幌ドームは対策しないのか」などの声も上がっている。