ロイヤルズのカグリオーン、初めてのメジャーキャンプで驚きの一発

　米大リーグでのデビューを目指す“大谷翔平2世”の衝撃弾にファンの注目が集まっている。米フロリダ大で二刀流選手として注目され、昨年6月のドラフトでロイヤルズに1巡目（全体6位）指名されたジャック・カグリオーン内野手がオープン戦で大活躍。放った爆速弾にファンから「マンモスショット」「本物になるぞ」とコメントが寄せられた。

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　青空に強烈なライナーが消えていった。カグリオーンは9日（日本時間10日）に行われたブルワーズ戦に「8番・一塁」で先発出場。3回先頭で打席に立つと、フルカウントからの8球目、真ん中付近へのカットボールをフルスイングした。強烈な破裂音を残した打球はあっという間に右翼席へ。打球速度114.6マイル（約184.4キロ）、飛距離444フィート（約135.3メートル）という爆速弾だった。

　22歳のカグリオーンは昨年の指名後、マイナーA＋級でプレー。この春はロイヤルズのキャンプに招待選手として参加している。MLB公式のXが「ジャック・カグリオーン。オー・マイ・グッドネス」と題してこの本塁打を動画で公開すると、米国のファンからは仰天した様子の声が上げられている。

「もう十分わかったよ。彼をメジャーで開幕させて」
「ヤツのパワーはとんでもない！」
「今シーズンは面白くなりそうだ」
「彼はビースト！！」
「マンモスショット！」
「この若者は本物になるぞ」
「この男はこの先何年もモンスターであり続けるだろう。ワオ！」

　オープン戦9試合で11打数6安打、3本塁打。打率.545、OPS2.098という現状に「マイナーで彼を育てたいのはわかるけど、開幕戦でDHにするという考えは乱暴すぎるだろうか」という声もあった。（数字は10日現在）