竹田麗央の圧勝劇は「非の打ちどころない」 全選手で唯一の「4/4」に米誌アッパレ「新人ながら…」
米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのブルー・ベイLPGA最終日が9日、中国・海南島のジャン・レイク・ブルー・ベイGC(6712ヤード、パー72)で行われ、2位に2打差の単独首位で出た21歳・竹田麗央(ヤマエグループHD)が通算17アンダーで米ツアー通算2勝目を飾った。ツアーメンバーとして早くも挙げた勝利を米誌が称賛。「一貫して圧倒的なパフォーマンスを見せた」と実力に注目している。

ブルー・ベイLPGA
米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのブルー・ベイLPGA最終日が9日、中国・海南島のジャン・レイク・ブルー・ベイGC(6712ヤード、パー72)で行われ、2位に2打差の単独首位で出た21歳・竹田麗央(ヤマエグループHD)が通算17アンダーで米ツアー通算2勝目を飾った。ツアーメンバーとして早くも挙げた勝利を米誌が称賛。「一貫して圧倒的なパフォーマンスを見せた」と実力に注目している。
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竹田は出だしの1番でいきなりバーディー。3、4番でもバーディーを奪い、通算12アンダーまで伸ばした。古江彩佳ら4人の2位とは6打差。重圧がかかるはずの優勝争いで独走した。米専門局「ゴルフチャンネル」の実況が「最難関」と称した10番でもバーディー。後続に迫られながらも13、14、16番のバーディーで突き放し、最終18番もバーディーフィニッシュでコース記録タイの「64」をマークして栄冠をつかんだ。
米専門誌「ゴルフ・ダイジェスト」は「日本人のルーキーが中国で圧勝、4か月で2度目のLPGAタイトルを獲得」との見出しで記事を掲載。「タケダは新人ながら、わずか4か月あまりで2度の優勝を果たし、自分を大きく表現した。ゴルファーには、1位としてプレーするプレッシャーに苦しむ人もいるが、タケダの自信が揺らぐことはなかった。JLPGAで8勝したことが、その要因であることは間違いない」と記し、堂々としたプレーぶりに触れた。
さらに「非の打ちどころがなかった。タケダは最終ラウンドでボギーを打たず、トーナメント全体でもわずか4つだった。彼女は参加した選手の中で唯一、4ラウンド全てを60台で回り、一貫して圧倒的なパフォーマンスを見せた」と完璧に近い内容だったことを称えた。
昨年4月にツアー初優勝を果たした竹田は、11月までに8勝と大躍進。日本女子オープンなど国内メジャー2冠だけでなく、米ツアーのTOTOジャパンクラシックまで制し、今季の同ツアー出場権を手にした。メルセデス・ランク1位で年間女王に輝き、年間賞金も2億6573万16円で史上最高額を更新。もはや風格すら漂う日本の女王が新天地でも強さを見せつけた。
(THE ANSWER編集部)
