女子マラソン東京世陸代表に安藤友香が内定 日本陸連が正式発表、残る2枠は候補5人から判断へ
日本陸上競技連盟は9日、9月に行われる東京世界陸上の女子マラソン代表に安藤友香(しまむら)が内定したことを正式発表した。この日は最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズを開催。2日の東京マラソンで日本人トップだった安藤がポイントランクの1位も決まり、代表権を手にした。

東京世界陸上
日本陸上競技連盟は9日、9月に行われる東京世界陸上の女子マラソン代表に安藤友香(しまむら)が内定したことを正式発表した。この日は最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズを開催。2日の東京マラソンで日本人トップだった安藤がポイントランクの1位も決まり、代表権を手にした。
【PR】日本中長距離の女王・田中希実がTeam Seikoの一員に!「セイコーの理念への共感」が加入を後押し
東京世界陸上の代表は最大3枠。日本陸連のJMCポイントランク1位で条件を満たした選手、参加資格有効期間(23年11月5日~25年5月4日)に日本記録をマークし、保持した選手が内定。さらに今大会までの選考対象レースで参加標準記録2時間23分30秒を突破した選手から総合的に判断される。
同ランクでは、東京で日本人トップ(全体11位)の2時間23分37秒だった安藤が首位に。参加標準記録突破者の中では、大阪国際女子で2時間21分19秒を記録し、日本人トップの2位だった小林香菜、2時間21分33秒で同2番手に入ったパリ五輪6位の鈴木優花も有力候補に挙がっていた。
しかし、この日の名古屋では、自己ベスト2時間20分59秒で日本人トップの2位に入った佐藤早也伽が、新たに参加標準記録と小林を上回るタイムで代表内定に大きく前進した。
レース後に会見した日本陸連の高岡寿成レースディレクターは「参加標準記録を突破したのは大阪国際女子で2人、今大会で3人ということで5人が選考対象になってくる」と見通しを明かしていた。佐藤、小林、鈴木のほか、この日出場した上杉真穂(2時間22分11秒、日本人2番手の4位)、加世田梨花(2時間23分5秒、日本人3番手の5位)も候補という。
(THE ANSWER編集部)
