女子マラソン世陸争いであわや惨事「ほんと凄いわ」 冷静だった選手に「さすが」称賛の声
9月の東京世界陸上代表の最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが9日、バンテリンドームナゴヤ発着の42.195キロで行われた。中盤はペースメーカーがコースを間違えるハプニングも。加世田梨花(ダイハツ)が集団を冷静に誘導し、中継を観ていたファンからは「ナイスプレー」「冷静でさすが」と称賛の声が上がっている。

名古屋ウィメンズ
9月の東京世界陸上代表の最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが9日、バンテリンドームナゴヤ発着の42.195キロで行われた。中盤はペースメーカーがコースを間違えるハプニングも。加世田梨花(ダイハツ)が集団を冷静に誘導し、中継を観ていたファンからは「ナイスプレー」「冷静でさすが」と称賛の声が上がっている。
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的確に行動していた。23キロ付近、先頭集団を引っ張るペースメーカーがコースを間違え、集団もその動きにつられかけた。そんな中、加世田が前方のスタッフに確認しながら指を差した。正式なコースに戻り、あわや大幅なタイムロスとなる惨事を免れた。
日本人選手にとっては代表入りをかけ、1秒を争う大事なレース。それを壊さなかった加世田の振る舞いには、中継を観ていたX上のファンから「ファインプレーやね」「ほんと凄いわ」「冷静にこっちだよーって」「ナイスプレー」「冷静でさすがです」「素晴らしい!」「自分の信じる道を走る、いつも冷静」と称賛の声が相次いだ。
加世田は昨年の同レースでも給水に失敗した鈴木亜由子にドリンクのボトルを手渡すという行動が話題に。今年も冷静な指示で、再びのスポーツマンシップ溢れる行動を見せた形だ。この日は2時間23分5秒で日本人3番手の5位。シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間20分39秒で優勝した。
(THE ANSWER編集部)
