ブルー・ベイLPGA

　米女子プロゴルフ（LPGA）ツアーのブルー・ベイLPGAは8日、中国・海南島のジャン・レイク・ブルー・ベイGC（6712ヤード、パー72）で第3日が行われている。1打差の3位で出た米ツアー本格参戦1年目の21歳・竹田麗央は単独首位で優勝争いを展開。8番のスーパーショットに対し、LPGA公式は「教科書通りのバーディー」と称賛している。

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　華麗なアプローチでトップに立った。8番パー5の第3打。竹田はラフから力感なくクラブを振り抜いた。ピンにしっかりと寄せてバーディー。通算9アンダーの単独首位に躍り出た。

　LGPA公式Xはバーディー動画を公開。「リオ・タケダが教科書通りのバーディーを決めて独走」と称賛している。

　昨年4月にツアー初優勝を果たした竹田は、11月までに8勝と大躍進。日本女子オープンなど国内メジャー2冠だけでなく、米ツアーのTOTOジャパンクラシックまで制し、今季の同ツアー出場権を手にした。メルセデス・ランク1位で年間女王に輝き、年間賞金も2億6573万16円で史上最高額を更新した。

　竹田は3番でバーディーを奪うと、6番でも1つ伸ばした。ここで8アンダーのオーストン・キム（米国）との首位タイに。1打差の単独首位に浮上した。12番にボギーを叩いたが、2位とは2打差。早くも米ツアーで優勝争いを繰り広げている。