紀平梨花は「勇敢な少女」 フリーで逆転へ― 海外メディア「湖上に浮かぶ月」
フィギュアスケートの四大陸選手権は7日(日本時間8日)、女子ショートプログラム(SP)で、グランプリ(GP)ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)は68.85点で5位発進となった。
フリーで逆転目指す紀平、SPの演技を海外メディア称賛
フィギュアスケートの四大陸選手権は7日(日本時間8日)、女子ショートプログラム(SP)で、グランプリ(GP)ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)は68.85点で5位発進となった。冒頭のトリプルアクセルがシングルアクセルとなったが、その後の華麗な演技をルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターは「湖上に浮かぶ月」と称賛している。
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GPファイナル女王はいきなり窮地に立たされた。冒頭のトリプルアクセルがシングルアクセルとなり、痛恨の0点に。そこからの華麗な逆襲をインサイドスケーティングは高く評価していた。
「アクセルが回転不足だったことを除けば、四大陸選手権2019でリカ・キヒラはかけがえのないスケーティングを見せた。湖上に浮かぶ月のよう」
その後の3回転フリップ―3回転トウループのコンビネーションは決め、後半の3回転ルッツも綺麗に降りた。芸術性溢れるプログラムは詩的な表現で絶賛されている。
左手薬指に故障を抱えながらの演技となったが、「勇敢な少女でもある。指の脱臼など、トラブルをものともしないようだった」と強行出場にもかかわらず、逆転可能な圏内に踏みとどまったパフォーマンスも絶賛されている。
首位のブレイディ・テネル(米国)とは5点差。フリーでまもなく登場するトリプルアクセルの女王の逆襲劇には大きな注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)