「僕からすればこれはアート」 日本人にとってありふれた風景に魅了 シャッター切った欧州投手
野球日本代表「侍ジャパン」と対戦したオランダ代表右腕が、大阪の街にある隠れたアートに注目した。6日に京セラドーム大阪で行われた強化試合の第2戦に3番手として登板したフアンカルロス・スルバラン投手はオフの時間に市街を探索。思わずパシャリと写真に収めた“足元の芸術品”を見せてくれた。

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ
野球日本代表「侍ジャパン」と対戦したオランダ代表右腕が、大阪の街にある隠れたアートに注目した。6日に京セラドーム大阪で行われた強化試合の第2戦に3番手として登板したフアンカルロス・スルバラン投手はオフの時間に市街を探索。思わずパシャリと写真に収めた“足元の芸術品”を見せてくれた。
【PR】大谷翔平に「安心感」を与える一着 MVP&2冠王の“軸”を安定させるCW-Xのウェア
ありふれたものだが、意識して見ると確かに面白い。オフの時間に大阪府堺市を探索したスルバランが注目したのは道路の至る所にあるマンホールの蓋。「市」の字を3つ組み合わせた市章を中心に、ツツジやハナショウブ、モズがデザインされている。「僕からすれば、これはアートだと思う。言葉を使うことなく、個性を物語っている」。6日の試合前、スマホで撮った写真を見せながら力説した。
滞在したホテルの近くでは別デザインのマンホール蓋を発見。大阪市のもので、大阪城と市の花であるサクラが図案化されている。スルバランはインスタグラムのストーリー機能を使い、白黒で撮影した写真を投稿。「Streets Of Osaka」と記し、日の丸の絵文字も添えた。
2015年の侍ジャパン強化試合、2017年のワールド・ベースボール・クラシック以来、3度目の来日。大阪市内の野球専門店を訪問し、アシックス製のグラブも購入した。堺市内では路上ミュージシャンのパフォーマンスを鑑賞したり、ゲームセンターでゲームに挑戦したりと日本の文化を満喫。マウンドに上がれば2回1安打1三振、無失点と好投し、35歳のベテランらしい安定感を見せた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)