ダイキンオーキッドレディス第2日

　女子ゴルフの国内ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディスは7日、沖縄・琉球GC（6610ヤード、パー72）で第2日が行われ、21位から出た昨年大会優勝の岩井千怜（Honda）が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算2アンダーで首位に浮上した。同じく2アンダーで、初日トップの菅楓華（ニトリ）、ツアー2年目の高野愛姫（Jトラスト銀行インドネシア）が並んだ。1打差の4位にツアールーキーの吉田鈴（大東建託）ら5人がつけている。

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　苦しい1日を乗り切った。気温16度ながら、北東の風7.9メートルというコンディション。岩井千はショットにキレが戻り、パッティングも復調。16番ではロングパットをねじ込み、17、18番と3連続バーディーで一気に浮上。後半の7番でも伸ばし、ノーボギーでこの日の出場選手ベストスコアの68をマークした。

　菅は出だしの1番でボギー発進し、5ホール連続パーで迎えた7番パー5でもボギーを叩き、スコアを2つ落としてハーフターンした。その後もパープレーが続いたが、14、15番の連続バーディーで再浮上。しかし、16、17番でボギーとし、スコアを1つ落とす形となった。

　通算6オーバー、58位タイまでの65人が決勝ラウンドに進出。ツアー5勝の青木瀬令奈（リシャールミル）は通算8オーバーの76位、同20勝の鈴木愛（セールスフォース）は通算9オーバーの83位、昨季2勝でメルセデス・ランキング4位の小祝さくら（ニトリ）は通算10オーバーの90位、東京五輪銀メダルの稲見萌寧（フリー）は通算13オーバーの104位で、それぞれ予選落ちした。