キャブズ、「王者のDNA」発揮で無敗V阻止 NBA“奇跡の逆転優勝”再現なるか
NBAファイナルは9日(日本時間10日)に第4戦が行われ、クリーブランド・キャバリアーズが137-116でゴールデンステイト・ウォリアーズを下し、シリーズ初勝利を挙げた。史上初の無敗Vを阻止し、今ファイナルの通算成績は1勝3敗。同じ顔合わせとなった昨年のファイナルでは史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を果たしており、NBA公式サイトは「歴史的な巻き返しなるか?」と報じた。
NBAファイナル第4戦、ジェームズがトリプルダブルで15連勝ウォリアーズに土
NBAファイナルは9日(日本時間10日)に第4戦が行われ、クリーブランド・キャバリアーズが137-116でゴールデンステイト・ウォリアーズを下し、シリーズ初勝利を挙げた。史上初の無敗Vを阻止し、今ファイナルの通算成績は1勝3敗。同じ顔合わせとなった昨年のファイナルでは史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を果たしており、NBA公式サイトは「歴史的な巻き返しなるか?」と報じた。
キャバリアーズにとって、記録ずくめのゲームだった。
崖っぷちに追い込まれて迎えた第4戦は、立ち上がりからエンジン全開。第1クォーターで49得点と大爆発を見せると、前半だけで86得点、試合全体で24本の3点シュートを決めるなど次々にファイナル記録を更新した。一度もリードを与えない盤石の試合運びで、15連勝中だったウォリアーズに土をつけた。
“キング”ことレブロン・ジェームズは31得点、11アシスト、10リバウンドとチームを牽引。往年の名選手マジック・ジョンソン(元レイカーズ)を抜いて、ファイナル史上最多となる9度目のトリプルダブル(3部門で2桁)を達成した。
ポイントガードのカイリー・アービングは「生死をかけた戦いだった」と、プレッシャーがかかっていたことを明かす。それでも、正念場で踏みとどまり、勝利をもぎ取った。