ダイキンオーキッドレディス

　女子ゴルフの国内ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディスが6日、沖縄・琉球GC（6610ヤード、パー72）で開幕した。19歳の菅楓華は5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで首位。「最終的に2打目以降がすごく良かったので今日のスコアにつながったかなと思います」と振り返った。

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　この日、インスタートの菅は前半を3バーディー、1ボギーの34で折り返し、後半でも2バーディー、ノーボギーの34をマーク。特に1番、8番、10番、15番、18番ではアイアンショットでバーディーチャンスを作り、スコアを伸ばした。

　試合前のオフシーズンでは、宮崎を拠点にトレーニングを中心に取り組み、体づくりに励んだ。「体重は太って、いい感じに来ている」と話し、「(プラス)5キロぐらい。今は66キロ」と、フィジカル強化に手応えを感じている様子。「飛距離はそんなに伸びていないんですけど。球の強さだったり、安定性が良くなってきている」と成果を口にした。

　オフには福岡で異競技アスリートとの合同合宿にも参加。西 武の今井達也も参加しており、トレーニングを通じてけがをしない体の使い方を学んだという。また、合宿に来ていたソフトボール界のレジェンド・上野由岐子にピンチの場面での心構えについて質問。「練習から緊張感を持たないと試合でもできない」と言われたそうで、「グサッと響いた」と振り返った。

　昨季はステップ・アップ・ツアー「ヤンマーハナサカレディース」で最終日に首位スタートしながらも優勝を逃した。「自分のプレーに集中していなかった。相手のプレーばっかり見ていた」と反省し、今年はその教訓を活かして戦う。「2年目が一番大事な年だと思う。10代で優勝することが目標なので、誕生日までに1勝できるようにチャンスをものにして頑張りたい」と意気込んだ。