東京マラソン

　9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁～東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われ、T.タケレ（エチオピア）が大会歴代5位の2時間3分23秒で優勝。10位の市山翼（サンベルクス）は2時間6分0秒で日本人1位だった。市山にとっては世界陸上代表に名乗りを上げる結果となったが、ネット上ではレース直前の食事に注目が集まっている。

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　エネルギー満点だった。市山は東京マラソン当日の早朝に自身のXを更新。レースへの意気込みを記し、給水ボトルとおにぎりや春巻きなど食事の写真を添えていた。

　この投稿は日本人トップの快走後、徐々に拡散され労いのコメントが寄せられていたが、一部ファンからは食事に注目の声が集まった。

　特にレース直前の揚げ物に対しては「どうやら『マラソン前には揚げ物は控えましょう』の常識が覆ったようです」「開始前の食事におにぎりだけでなく揚げ物も摂取しているのはなかなか面白い。炭水化物だけでなく脂質も摂取出来るから」「こ、これが日本人トップのマラソン前日ご飯か」「それにしても春巻きが気になる」など驚きの反応を示していた。

　市山はレース後、日本人トップという結果については「トップというよりタイムを狙っていた。もっと先に日本人がいると思って最後まで走って、ゴール後に日本人トップと知った」と口にしていた。また、自身のXではファンに感謝をつづっていた。