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「最高の位置で走ってるからよく見える」 東京マラソン中継、視聴者の感動呼んだ太田蒼生の左胸

9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁~東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われた。初マラソンの青学大4年・太田蒼生は、胸に喪章をつけて出場。レース途中で棄権となったものの、激走ぶりにファンからは「最高の位置で走ってるからよく見える」「喪章付けて走ってるの泣ける」などと感動の声が集まった。

東京マラソンに出場した太田蒼生【写真:産経新聞社】
東京マラソンに出場した太田蒼生【写真:産経新聞社】

東京マラソン

 9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁~東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われた。初マラソンの青学大4年・太田蒼生は、胸に喪章をつけて出場。レース途中で棄権となったものの、激走ぶりにファンからは「最高の位置で走ってるからよく見える」「喪章付けて走ってるの泣ける」などと感動の声が集まった。

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 魂の走りを見せた。号砲から太田は積極的なレース展開。海外の強豪と先頭集団を形成した。フレッシュグリーンのユニホームにつけられた左胸の喪章が目立つ。2月19日に悪性リンパ腫のため亡くなった、青学大の1年後輩・皆渡星七さんの思いも背負ってのマラソン初挑戦となった。

 中間地点は1時間1分19秒で日本記録を上回るペース。途中棄権となったものの、激走ぶりにX上のファンも「太田蒼生喪章付けて走ってるの泣ける」「太田蒼生の喪章、グッとくる。駅伝が終わってもチームを背負う太田の姿に泣ける……」「最高の位置で走ってるから、喪章がよく見える」「今日も皆渡星七パワー!」「シューズには北斗七星が書いてるの泣ける」などと感動した様子だった。

 果敢に攻めた走りに「トライする姿には心打たれた」「太田蒼生の走りめちゃカッコよかったな」などと、称賛する声も。太田はレース後、主催者を通じてコメントを発表。「今回のレースは低体温と低血糖により途中で離脱してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました。オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と前向きな心境も明かし、2028年ロサンゼルス五輪に向けて決意を示した。

(THE ANSWER編集部)


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