「日本に留まってはいけない」 東京マラソンへ、五輪代表・赤崎暁ら決意「世界と戦うのが必要」

池田耀平も会見に出席
昨年9月のベルリンで日本歴代2位の2時間5分12秒をマークし、6位に入った池田耀平(Kao)も会見に出席。「あまりタイムにはとらわれないように走りたい。それ以上に海外の素晴らしい選手の方々がたくさんいるし、日本の有力選手もたくさんいる。そういう選手と争う中で一つでも良い順位をとることを考えています」と世界を視野に入れつつ、自分の走りに集中する。
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「(世界陸上へ)基準になるタイム、日本人の中での順位はついて回るけど、そこを追いかけると僕のパフォーマンスを最大限発揮できない。東京マラソンという素晴らしい大会で競い合う中で結果として(代表権が)ついてくれば。
トラックだったり、スピードでは圧倒的な差があるのが現状。マラソンでいうと、長い距離の中で最後まで戦う中で何があるかわからない。世界と戦うチャンスがあるのがこの大会の魅力。そこを経験することで世界への道が切り拓かれる」
東京世界陸上の代表は最大3枠。日本陸連JMCポイントランク1位で条件を満たした選手、参加資格有効期間(23年11月5日~25年5月4日)に日本記録をマークし、保持した選手が内定。さらに男子は今大会までの選考対象レースで参加標準記録2時間6分30秒を突破した選手から総合的に判断される。
今大会は23年ブダペスト世界陸上代表の山下一貴(三菱重工)、同代表の其田健也(JR東日本)、東京五輪代表の中村匠吾(富士通)、箱根駅伝の総合優勝に貢献した太田蒼生(青学大4年)も名を連ねた。前日本記録保持者・大迫傑(NIKE)は出場を辞退した。
(THE ANSWER編集部)
