渋野日向子16位後退「もったいなかった」 一時2位浮上も後半乱れて苛立ち「体が動かなくて…」
米女子ゴルフのHSBC女子チャンピオンズは28日、シンガポールのセントーサGCタンジョンC(6779ヤード、パー72)で第2日が行われ、首位と3打差7位から出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「72」で回り、通算1アンダーのままで16位に後退した。前半だけで3バーディーを重ねたが、後半にショットが乱れて失速。珍しくラウンド中にいら立ちを見せた。

HSBC女子チャンピオンズ
米女子ゴルフのHSBC女子チャンピオンズは28日、シンガポールのセントーサGCタンジョンC(6779ヤード、パー72)で第2日が行われ、首位と3打差7位から出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「72」で回り、通算1アンダーのままで16位に後退した。前半だけで3バーディーを重ねたが、後半にショットが乱れて失速。珍しくラウンド中にいら立ちを見せた。
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まさに“天国から地獄”だった。出だしの1番は長いバーディーパットを沈めて好発進すると、5番パー5で2オン、2パットのバーディー。7番は絶妙なアプローチでパーセーブすると、9番パー4の第2打でペタピンショットを決め、前半だけでスコアを3つ伸ばした。この時点で首位のキム・アリム(韓国)と2打差の2位に浮上した。
だが後半に入るとショットが乱れた。12番で砲台グリーンを外し、パーセーブならず。13番でバウンスバックしたが15番パー3では池に入れてダブルボギー。16番でも2打目でミスし、ボギーとなった。上がり2ホールはパーでしのぎ、結局はパープレーの1日を終えた。
ホールアウト後、中継したWOWOWのインタビューに応じた渋野は「後半、難しさはあったんですけど、体が上手く動かなかったのがミスショットの原因だったので、すごく残念。後半のパー5で落としてもったいなかったし、(パー5の)8番でも取り切れなかった」と振り返った。それでも「まだ上に行けるチャンスはあるので頑張りたい」と前向きに語った。
渋野を含め、今大会は日本勢が7人出場。初日、渋野と並んで7位から出た古江彩佳は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダーの5位に浮上。70で回った山下美夢有は通算1アンダーの16位、ともに70で回った西郷真央と竹田麗央は通算1オーバーの28位、71のラウンドだった畑岡奈紗は通算2オーバーの35位、西村優菜は通算11オーバーの63位としている。
(THE ANSWER編集部)
