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堤―比嘉の壮絶9回は「年間最優秀ラウンド候補」 まだ2月でも血染めの死闘を英記者絶賛

24日に行われたボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチは王者・堤聖也(角海老宝石)と挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)が壮絶な打ち合いの結果ドロー決着となった。両者ダウンを奪った9回に、英記者は「年間最優秀ラウンド候補だ」と絶賛している。

試合後に抱き合う堤聖也(右)と比嘉大吾【写真:中戸川知世】
試合後に抱き合う堤聖也(右)と比嘉大吾【写真:中戸川知世】

WBA世界バンタム級タイトルマッチ

 24日に行われたボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチは王者・堤聖也(角海老宝石)と挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)が壮絶な打ち合いの結果ドロー決着となった。両者ダウンを奪った9回に、英記者は「年間最優秀ラウンド候補だ」と絶賛している。

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 9回、比嘉の左フックが炸裂し、堤がダウンした。再開後に比嘉が猛攻を仕掛けると、王者も負けじと右のカウンターでダウンを奪取。比嘉は立ち上がるも、今度は防戦一方に。堤が猛ラッシュで追い詰めるもラウンド終了のゴングが鳴った。アリーナは騒然。4回に偶然のバッティングで堤が右目上をカットしており、リング上では血染めの死闘が繰り広げられた。

 米スポーツメディア「スポーティンング・ニュース」の英国出身記者トム・グレイ氏は自身のXでこのラウンドに反応。「ツツミ―ヒガ(9回)は年間最優秀ラウンド候補だ。アメージング」と両者を称賛。米スポーツ専門局「ESPN」のストリーミングサービス「ESPN+」で実況を担当したクリスティーナ・ポンチャー氏もXで「ツツミ VS ヒガの9回は明らかに際立っていた」と舌を巻いていた。

 堤は試合翌日、都内で行われた会見に出席。人生初ダウンを奪われ「お、これがダウンか」と高揚感が湧いたという。比嘉とは高校時代からの親友。試合後のリング上では「ただ感謝を伝えていた。『ほんと強かった。ありがとう』って」と説明した。

(THE ANSWER編集部)


Seiko

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