衝撃KO勝ち中谷潤人の「危なかった」場面 ロマチェンコと戦った男が指摘「タイミングはよかった」
24日に行われたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチは、王者・中谷潤人(M.T)が同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)に3回KO勝利という衝撃の結末だった。終始、相手を圧倒。そんな中で元WBOインターコンチネンタルライト級王者の中谷正義氏は、試合で「危なかった」シーンを指摘した。

中谷潤人V3戦のフィニッシュ直前に…
24日に行われたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチは、王者・中谷潤人(M.T)が同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)に3回KO勝利という衝撃の結末だった。終始、相手を圧倒。そんな中で元WBOインターコンチネンタルライト級王者の中谷正義氏は、試合で「危なかった」シーンを指摘した。
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ほんの一瞬だった。3回、潤人は残り32秒からボディ3連打を皮切りに、右フックから一気に攻勢に。最後は左ボディ、左ストレートを顔面にヒットさせ、過去にダウン経験のない28戦無敗の男からダウンを奪った。この間、わずか6秒。まさに目にも留まらぬ攻撃だった。
ダウンを奪った一連のラッシュだったが、2021年には現IBF世界ライト級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とも対戦した正義氏は自身のXで「このフックだけは危なかった」とつづって動画を公開。潤人がボディ3発で相手を後退させたあと、クエジャルの左フックを被弾したシーンに「相手の左フック タイミングはよかったんやけどな」とキャプションをつけた。
それでも正義氏は「けど、中谷のその後の連打がやばかった」と驚き。潤人は左フックから相手をロープに押し込み、一気にフィニッシュ。ピンチをピンチと感じさせなかった流れに衝撃を受けたようだった。
(THE ANSWER編集部)
