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那須川天心に判定負け、モロニーは率直な心境吐露「言葉にするのは難しい」「大きなチャンスが…」 日本へは感謝の言葉重ねる

ボクシングの前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は24日、東京・有明アリーナで119ポンド(約53.98キロ)契約ノンタイトル10回戦でWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者・那須川天心(帝拳)に0-3で判定負け(93-97×2、92-98)した。試合翌日に自身のインスタグラムを更新。率直な思いを記した。

那須川天心と対戦したジェーソン・モロニー(左)【写真:中戸川知世】
那須川天心と対戦したジェーソン・モロニー(左)【写真:中戸川知世】

モロニーがSNSを更新

 ボクシングの前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は24日、東京・有明アリーナで119ポンド(約53.98キロ)契約ノンタイトル10回戦でWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者・那須川天心(帝拳)に0-3で判定負け(93-97×2、92-98)した。試合翌日に自身のインスタグラムを更新。率直な思いを記した。

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 モロニーは「現時点では、言葉にするのは難しい」と率直な心境を告白。「大きなチャンスが指をすり抜けていった。戦いでは、大きな瞬間がいくつかあった。彼が痛めているのは分かっていたが、ケーキにデコレーションを添えることはできなかった」と続けた。

 その後はモロニーのチームや関係者らの名前を挙げ、「大きなチャンスをくれたことを感謝する。日本という地で大きな戦いができたことがとても嬉しい。そして僕が受けたサポートは素晴らしかった」と日本への感謝の言葉も添えた。

 試合後の会見では、「接戦だったという印象だった。ラウンドの中で自分が圧倒してポイントを取ったラウンドもあった。なので、もう少しポイントが迫っているのかなと。98-92が1人いるのはアンフェア」とコメント。モロニーをマネジメントするドン・マジェスキー氏も「大きく取れているラウンドもあった。それが自分たちについていないのは理解できない」などと主張していた。

 ただ、一夜明けた25日の会見時の取材によると、試合後のモロニー陣営は「良い採点で負けたよ」と那須川陣営に伝えていたことが明らかに。不満があったという報道後に再度確認され、「とんでもない、そうじゃないんです」と勝敗が入れ替わるべきだという意味ではなく、98-92の大差でないと伝えたかったのだという。

(THE ANSWER編集部)

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