モロニー戦から一夜明けて会見

　ボクシングのWBOアジアパシフィック（AP）バンタム級王者・那須川天心（帝拳）が25日、ボクサー転向6連勝から一夜明け、都内で会見した。前夜は東京・有明アリーナの119ポンド（約53.98キロ）契約ノンタイトル10回戦に臨み、前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー（オーストラリア）に3-0で判定勝ち。試合後にトイレで目の当たりにしたシーンに衝撃を受けたことを告白した。

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　右目の下が腫れた顔で現れた那須川。アザの痛みについて聞かれると「痛くはないですけどね。どうなんだろう。クマができてしまったので、治るのが時間かかりますかね（笑）。痛くはないけど、これは喜びの痛みなのでそこまで感じないですかね」と振り返った。

　それ以上に驚いたことが試合後にあったという。「自分でびっくりしたのは、試合後におしっこしたら血が出てきて」と回顧。「『ヤバい！』と思って粟生（隆寛トレーナー）さんに言ったら『これ、当たり前だよ』って。当たり前って怖いなと。そのあと普通におしっこ出たので大丈夫。命削っているなと。かっこいい。人生楽しいなと思いますね」と粟生トレーナーとのやり取りを明かした。