那須川天心、世界戦査定マッチへ「俺はどれだけ通用するか」 7分取材で意気揚々「全部ぶつける」【一問一答】
ボクシングのダブル世界戦&那須川天心(帝拳)戦興行が24日、東京・有明アリーナで行われる。23日は都内で前日計量が実施され、119ポンド(約53.98キロ)契約ノンタイトル10回戦に臨むWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者・那須川、対戦相手の前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)はともに53.9キロで一発パス。戦績は26歳の那須川が5勝(2KO)、34歳のモロニーが27勝(19KO)3敗。

興行はAmazon プライム・ビデオで生配信
ボクシングのダブル世界戦&那須川天心(帝拳)戦興行が24日、東京・有明アリーナで行われる。23日は都内で前日計量が実施され、119ポンド(約53.98キロ)契約ノンタイトル10回戦に臨むWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者・那須川、対戦相手の前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)はともに53.9キロで一発パス。戦績は26歳の那須川が5勝(2KO)、34歳のモロニーが27勝(19KO)3敗。
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那須川は肉体美をアピールしながら両手を広げた。モロニーとともにリミットでクリア。10秒の睨み合い後は握手を交わし、最後はモロニーに向かってお辞儀をした。
ボクサー転向6戦目の那須川にとって過去最強の相手となる。WBA2位、WBC3位、WBO3位、IBF13位と主要4団体全てで世界ランク入り。今秋以降のプロ8~10戦目に世界初挑戦することを想定してきた。モロニーは2020年10月に井上尚弥(大橋)に7回KO負け。再起後5連勝で23年5月に世界王座に就いた。初防衛後、昨年5月に東京Dで武居由樹(大橋)に判定負けし、王座から陥落。今回が再起戦となる。
計量を終えた那須川は7分間取材に応じ、意気揚々と受け答えした。主な一問一答は以下の通り。
――減量はうまくいったか。
「だいぶうまくいきましたね。だいぶ順調に、しっかりと削って。1週間前までガッツリ食えたので。今朝もちゃんと食べて、そこから半身浴をして、非常にいい感じです」
――前回は動いて落として疲れが残った。今回は。
「半身浴をしてだいぶいい感じです。声も全然喋れているし、いつも通り。(少し上ずった声で)最後はいつもこうなるんです」
――119ポンド契約。
「最初から、もともと119ポンドでした。でも、今回は普通に53.5キロまで一回落ちた。だから文句言うなよと(笑)」
――エネルギーの充実度。
「もうやることをやってきたし、明日に備えるだけというか、焦ることもないし。早くこの日が来てほしかったというのが正直なところあったので。本当に試合が待ち遠しいというか、空元気で言っているわけじゃなくて。まあ、ワクワクさせますよ」
――お辞儀をした。
「日本に来てくれているし、6戦目でこうやってやってくれるのは普通ではありえないこと。日本流のお礼といったらお辞儀だろうと。敬意を込めさせていただきました」