[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「殺してこい」 ボクシング世界戦で強烈セコンド明言、比嘉大吾陣営「全局面で気持ちで上回る」

ボクシングのダブル世界戦&那須川天心(帝拳)戦興行が24日、東京・有明アリーナで行われる。22日は都内で出場選手たちが会見。WBA世界バンタム級タイトルマッチに臨む王者・堤聖也(角海老宝石)と、挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)はともに火花を散らした。戦績は初防衛戦の29歳・堤が12勝(8KO)2分け、29歳の比嘉が21勝(19KO)3敗1分け。

会見に登場した比嘉大吾【写真:山口比佐夫】
会見に登場した比嘉大吾【写真:山口比佐夫】

興行はAmazon プライム・ビデオで生配信

 ボクシングのダブル世界戦&那須川天心(帝拳)戦興行が24日、東京・有明アリーナで行われる。22日は都内で出場選手たちが会見。WBA世界バンタム級タイトルマッチに臨む王者・堤聖也(角海老宝石)と、挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)はともに火花を散らした。戦績は初防衛戦の29歳・堤が12勝(8KO)2分け、29歳の比嘉が21勝(19KO)3敗1分け。

【PR】平日は毎日アベマでMLB!ドジャース戦をはじめ年間485試合を生中継!

 挑戦者陣営から強烈な言葉が飛び出した。比嘉は精悍な顔つき。「とても良い感じできています。戻ってこられたことに感謝しつつ、この舞台を楽しみたい」。一方、隣の野木丈司トレーナーはセコンドとしてどう支えるかという問いに力を込めて返した。

「前回、武居戦で勝敗を分けたとされる最終回の戦い方。あそこを踏まえて全ての局面で気持ちで上回ります。最終回は『殺してこい』というくらいの発破をかけたいと思います」

 前回9月のWBO王者・武居由樹戦は判定にもつれる激闘。最終12回はポイントを取った方が勝利する状況だったが、王者の猛攻を受けて敗れた。当時は「1ポイントで抑えれば勝つ」という計算だったため、比嘉が前に出ない判断を自ら選択。しかし、結果的に屈したことでスタミナ不足などを指摘されていた。

 比嘉と堤はアマチュアだった高校時代からの親友。プロでも2020年10月に対戦し、引き分けだった。比嘉は武居戦後に一度は引退を決断したが、10月に堤が井上拓真から王座を奪取。比嘉は堤戦が舞い込んだことで翻した。互いに「気持ちの戦いになる」と繰り返す通り、メンタルも武器にする王者に対抗し、挑戦者陣営も臨戦態勢に入っている。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
CW-X
MLB
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集