小林陵侑、圧巻のW杯10勝目 ライバル独メディア脱帽「またも厄介なコバヤシに屈す」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は2日、個人第18戦(オーベルストドルフ)で小林陵侑(土屋ホーム)が合計427点で優勝。今季、通算ともに10勝目を挙げ、通算勝利数で原田雅彦を超え、日本人歴代3位となった。試合後、インスタグラムを更新し、表彰式後の喜びの画像を公開していたが、開催地のドイツメディアも脚光。「“Air Nippon(エア・ニッポン)”が今季10勝目を挙げた」「またも厄介なコバヤシに屈す」などと称賛している。
地元ドイツのアイゼンビヒラーに僅差で勝利に脚光
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は2日、個人第18戦(オーベルストドルフ)で小林陵侑(土屋ホーム)が合計427点で優勝。今季、通算ともに10勝目を挙げ、通算勝利数で原田雅彦を超え、日本人歴代3位となった。試合後、インスタグラムを更新し、表彰式後の喜びの画像を公開していたが、開催地のドイツメディアも脚光。「“Air Nippon(エア・ニッポン)”が今季10勝目を挙げた」「またも厄介なコバヤシに屈す」などと称賛している。
フライングヒルで小林陵が躍動した。1本目に224メートルを飛ぶと、2本目は距離を伸ばして234メートル。安定したジャンプで6試合ぶりのW杯優勝を飾り、節目の通算10勝目とした。これでW杯通算10勝目は原田を上回り、日本人歴代3位に。前日の第17戦は今季自己最低14位に沈みながら、1日で圧巻の巻き返しを見せた。
地元ドイツの2位マルクス・アイゼンビヒラーを0.5点差で退けた小林陵に独メディアも脚光。ドイツ放送局「RTL」は「マルクス・アイゼンビヒラー、41センチで優勝に届かず」と報じた記事で「最後に登場したコバヤシは234メートル。着地で上回り、“Air Nippon”が今季10勝目を挙げた」と伝えている。
衛星放送「ユーロスポーツ」ドイツ版は「スキーフライング・スリル コバヤシが僅差でアイゼンビヒラーにやり返す」と伝え、ドイツスポーツ専門サイト「Sport.de」は「結局、またしてもわずかな差で厄介なリョウユウ・コバヤシに屈した」と今季圧倒的な強さで立ちはだかる22歳に脱帽した様子だった。
(THE ANSWER編集部)