ダルが「嫌いです」と発言したロボット審判、米ファンはどう見る?「思っていたより…」好意的な意見も
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)にライブBPに登板し、初めて経験した「ロボット審判」への反響が広がっている。際どい投球がボール判定に覆ったことで「嫌いです」という発言もダルビッシュの口から出たほど。米ファンからは「機能するんじゃないか」「すごくいい」といった声が上がっている。

ライブBPで初体験
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)にライブBPに登板し、初めて経験した「ロボット審判」への反響が広がっている。際どい投球がボール判定に覆ったことで「嫌いです」という発言もダルビッシュの口から出たほど。米ファンからは「機能するんじゃないか」「すごくいい」といった声が上がっている。
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打者相手のライブBPに登板したダルビッシュ。捕手の後ろには三脚に乗せられた自動判定システムABS、いわゆる「ロボット審判」が置かれた。右打者のインコースをつく変化球を投げ込み、バッテリーはストライクと確信したが、打者がヘルメットを叩く仕草で「チャレンジ」を要求。球場の大型ビジョンに判定映像が流れると、ストライクゾーンからわずかに外れており、判定はボールに覆った。
実際の様子をパドレスの地元ラジオ局「97.3 The Fan」の司会者、サミー・レビット氏が自身のXに動画を公開。「ユウ・ダルビッシュのライブBPでABSチャレンジ・システムを試行!ストライク判定が覆りボールに。ご覧あれ」とつづった。
米ファンからは「思っていたより早く完成したね。しっかり機能するんじゃないか」「これすごくいい。マイナーリーグではしっかり判定していた」「野球にとってはいいものになるね」「これ秋季リーグで見たけど素晴らしかったよ」「レギュラーシーズン導入が待ちきれない」といった好意的な意見が。さらに「ピッチャーもチャレンジしてもいいのか?」「このルールは2025年シーズンにも適用されるの?」「野球にもVARか?」といった声も上がっている。
練習後に「97.3 The Fan」公式Xが公開したインタビューで、ダルビッシュは苦笑いしながら「僕、2球くらいストライクっぽいのがボールになったんで、嫌いです」とキッパリ。報道陣から笑いが漏れていた。
MLBは20日(同21日)から始まるオープン戦の約6割の試合で「ロボット審判」とも呼ばれる自動判定システムABSを使ったストライク判定のチャレンジシステムを導入すると発表。判定に不服を持った選手が異議申し立てができる制度で、選手は帽子やヘルメットを叩き、審判にチャレンジの意思を伝える形となっている。
(THE ANSWER編集部)
