ヤクルトが公式サイトで社員スタッフの永眠を発表

　プロ野球・ヤクルトは19日、球団マスコット「つば九郎」を支えてきた社員スタッフが永眠したことを球団公式サイトで発表した。長らく球界の垣根を越え盛り上げてきた人気者。悲しみの声が相次いでいたが、同じくマスコット界を盛り上げたガチャピンも思い出写真を投稿した。

【特集】解消された「チートデー」の不安　常に減量と向き合う柔道・角田夏実、体に送る「大丈夫」のサイン

　ともに長年マスコット界の最前線を走ってきた。ガチャピンは19日の夜、つば九郎との2ショット写真を自身のXに投稿。つば九郎は「またせたな」のフリップを持ち、ガチャピンの頭を触っている。煽っているようにも見え、それができる親密な関係性が伝わってくる。

　神宮球場などで何度も共演したコンビにX上のファンも感涙。「泣ける」「ガチャピンとの会話、笑ったなぁ」「つば九郎がたくさんの人から好かれていたのが分かります」「これができるのは、つば九郎しかいない」「最高のコンビ」「無言の投稿が切ない」など感慨の声が寄せられた。

　ヤクルトは、公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました」「なお、皆さまにおかれましては、故人のプライバシーを尊重し、温かく見守りくださいますようお願い申しあげます」と発表。今後の活動については、しばらくの間休止となるとも伝えた。