青森山田高MFバスケス、目標はチリ代表 いわきFC新体制発表「選手権は終わったこと」
東北社会人サッカーリーグからJリーグ参入を目指す、いわきFCが27日に新体制発表会を行い、いわきスポーツクラブの代表取締役を務める大倉智総監督は「昨年に東北2部南で優勝できたので、今年は1部。必ず優勝して、全国地域サッカーチャンピオンズリーグを勝ち、一気にJFLへ行きたい」と目標を語った。
高校選手権から2週間、バスケス「ストロングポイントは攻守の運動量」
東北社会人サッカーリーグからJリーグ参入を目指す、いわきFCが27日に新体制発表会を行い、いわきスポーツクラブの代表取締役を務める大倉智総監督は「昨年に東北2部南で優勝できたので、今年は1部。必ず優勝して、全国地域サッカーチャンピオンズリーグを勝ち、一気にJFLへ行きたい」と目標を語った。
2019年シーズンは、第97回全国高校サッカー選手権大会を優勝した青森山田高校(青森)の主力アタッカーとして注目を集めたMFバスケス・バイロンらが加入。18番のユニフォームを着て登壇したバスケスは「1日でも早く試合に出て、自覚と責任を持って、チームの中心選手となれるように日々努力します」と決意表明を行った。
青森山田が高校選手権で日本一に輝いてからまだ2週間ほど。活躍が認められたバスケスは、日本高校選抜の活動に参加しており、この日初めて新たなチームメイトと顔を合わせた。バスケスの高校選手権での活躍ぶりは、チームメイトも知るところ。田村雄三監督は「今日、全員が初めて揃った。バイロンは、大人気」と話し、大倉智総監督も報道陣の取材に応える際に「オレが話すより、バスケスを連れて来た方が良いでしょう?」と笑い、加入選手が話題を集めていることを喜んでいた。
バスケスは、チリ国籍。当初はJリーグ入りを目指していたが、各クラブが経験のある即戦力を期待する外国籍選手扱いとなることもあり、加入先が決まらなかった。その中で、獲得に声をかけた、いわきFCへの加入を決断した。ウエイトトレーニングやストレングストレーニングに重点を置くいわきFCでフィジカル能力を高め、将来の目標であるJリーグや海外リーグ、チリ代表入りを狙う。