大坂なおみ、世界NO1誕生の“涙の戴冠”に大会公式も感動「なんて瞬間なんだ」
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(7-2)、5-7、6-4で破り、日本人初優勝。全米オープンに続く連覇を達成し、男女を通じてアジア人で初となる世界ランク1位になることが確定した。2時間27分の激闘を乗り越えた歓喜の瞬間、大坂の目にこみ上げるものが……。感動的な戴冠シーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、「なんて瞬間だろう」と喝采を送っている。
勝利の瞬間にこみ上げるものが…印象的なシーンを公開「うれし涙」
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(7-2)、5-7、6-4で破り、日本人初優勝。全米オープンに続く連覇を達成し、男女を通じてアジア人で初となる世界ランク1位になることが確定した。2時間27分の激闘を乗り越えた歓喜の瞬間、大坂の目にこみ上げるものが……。感動的な戴冠シーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、「なんて瞬間だろう」と喝采を送っている。
苦しい、苦しい戦いを乗り越えた大坂が歴史的快挙を掴んだ。チャンピオンシップポイント。渾身のサーブをクビトバが返せず、試合が決まった。全豪オープン初優勝。全身の力が抜けたようにその場にうずくまった。総立ちとなった観衆の熱狂が渦巻く。ようやく立ち上がると、ネット際に向かい、優しげな笑みを浮かべながらクビトバと握手した。
しかし、観衆の大歓声を浴び、ベンチに戻ると大坂の目に熱いものがこみ上げてきた。座り込んでタオルで目元を押さえた。第2セットで一度はチャンピオンシップポイントを握りながら逆襲を食らい、セットを奪われた。ただ、そこから踏ん張っての戴冠。すべての感情が凝縮されていた。そんな姿に大会側も感銘を受けた様子だ。
全豪オープン公式ツイッターは「なんて瞬間だろう。大坂なおみがグランドスラム2連勝」とつづり、実際の一部始終を動画付きで公開。続けて「うれし涙」ともつづり、ベンチで目元を押さえるシーンを公開した。笑顔がトレードマークの21歳にこみ上げた涙。懸命に戦い抜いた勲章は感動を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)