「私は勝者にオオサカを選ぶ」― 大坂なおみ、元ウィンブルドン女王が全豪Vに指名
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)と戦う。大坂にとっては全米オープンに続くグランドスラム連覇なるか、日本でも大きな注目が集まっているが、元ウィンブルドン女王は「私は勝者にオオサカを選ぶ」と優勝者に指名している。英メディアが伝えている。
バルトリが決勝両者を分析、本命は大坂と分析「準決勝で観たレベルに基づけば…」
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)と戦う。大坂にとっては全米オープンに続くグランドスラム連覇なるか、日本でも大きな注目が集まっているが、元ウィンブルドン女王は「私は勝者にオオサカを選ぶ」と優勝者に指名している。英メディアが伝えている。
「全豪オープン:ペトラ・クビトバと大坂なおみがトップランクをかけて対戦」と見出しを打って報じたのは英公共放送「BBC」だった。記事では元ウィンブルドン女王のマリオン・バルトリ(フランス)が登場し、決勝進出両者を分析。どちらも絶好調にあるとしながら、大坂がクビトバを上回るとの見方を示したという。
バルトリは「準決勝で観たテニスのレベルに基づけば、私は勝者にオオサカを選ぶ」とセミファイナルの出来から優勝者に大坂を指名。「一番最近グランドスラムで勝利した選手がわずかに本命だと言わないととも思う」と付け加えたという。大坂優位の理由に挙げた準決勝についても別の記事で振り返っている。
記事では、英ラジオ局「Radio 5 live sports extra」にバルトリが語ったコメントを紹介。「プリスコバと大坂の試合は、これまで見た女子の試合で最高のものだった」と絶賛したという。
「試合のレベルが凄かった」と唸ったバルトリは大坂が決めたウィナーの多さ(56本)に対し、アンフォーストエラーが少ない(30本)と指摘。敗れたプリスコバについても「立ち直り方も印象深かった。2セットで負けそうなところを、試合の中で打開策を探し続けた」と簡単に屈しなかった粘り強さを称えたという。
そんなハイレベルな準決勝を突破し、決勝の舞台に駒を進めた大坂。勝てば、アジア勢初の世界ランク1位となる。歴史的快挙を目指す一戦は、もうまもなくだ。
(THE ANSWER編集部)