白熱のNO1プレーヤー対決 元NBAスターが米メディアでズバリ「デュラントが最高」
NBAファイナルは4日(日本時間5日)に第2戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズが132-113でクリーブランド・キャバリアーズを下し、シリーズ2連勝を飾った。
第1戦で38得点、第2戦でも33得点。圧倒的な活躍でチームを連勝に導く
NBAファイナルは4日(日本時間5日)に第2戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズが132-113でクリーブランド・キャバリアーズを下し、シリーズ2連勝を飾った。
史上初の3年連続で同じチーム同士の対戦となった今ファイナル。15年はウォリアーズ、昨年はキャバリアーズと1年ごとにタイトルを獲り合っている。両チームともスター選手を擁し、ステフィン・カリーとカイリー・アービングのポイントガード対決や“キング”ことレブロン・ジェームズとケビン・デュラントのスモールフォワード対決など、今年も見どころは多い。
なかでも、注目を集めているのが、ジェームズとデュラントの対決だ。ウォリアーズのデュラントは、38得点を挙げた初戦に続き、第2戦も33得点、13リバウンド、6アシスト、3スティール、5ブロックを記録。シーズンMVP4回、優勝3回を誇る“キング”ことジェームズを圧倒する活躍を見せた。
現役バスケットボール選手の中で、最高の選手は誰か――。「ベストプレーヤー」に関する議論はこれまでもされてきたが、近年はレブロン・ジェームズを最高の選手とする声が大半だった。しかし、第2戦の活躍を受け、それに一石を投じる者が現れた。それが、今季限りで現役を退いたスター選手のポール・ピアース(元クリッパーズ他)だ。
米スポーツ専門テレビ局ESPNの番組に出演したピアースは、パネラーたちとの議論の中で、チームを連勝に導いたデュラントについて、「彼は唯一無二の世紀のプレーヤーだ。彼は7フィート(約213センチ)近くありながら、3ポイントを打て、ゴールに切り込んでダンクすることも、ミドルレンジのプルアップ・ジャンパーも決めることができる」とコメント。「彼は世界で最高の選手かもしれない」と最大級の賛辞を贈った。