伊藤、早田組、16歳銅メダルは世界最年少 国際連盟も称賛「誇りと共に大会を去る」
世界に鮮烈な印象を残した16歳ペア「称賛に価する戦いぶりだった」
記事は「彼女たちは経験豊富なペアと対戦し、それはプレッシャーとなった」と振り返ったが「第4ゲームを奪うなど、称賛に値する戦いぶりだった」と記述。「印象深い逆転劇とはならなかった」と伝えたが、十分に評価に値する内容だったようだ。
また、4強に進出したことについて「女子ダブルス準決勝に史上最年少で進出したことは価値ある記録だ」と紹介し、2人の銅メダルが同種目の大会史上最年少メダルだったことを紹介した。
「ヒナ・ハヤタとミマ・イトウ組は、誇りとともにデュッセルドルフを去ることになるだろう」
記事では、このように賛辞を送られていたいた伊藤、早田組。今大会はメダルラッシュに沸いた若き日本の象徴的な存在となり、女子シングルスで日本勢48年ぶりのメダルを獲得した同世代の17歳・平野美宇(エリートアカデミー)らとともに躍進を演じた。
20年東京五輪の星として期待される高校2年生。世界の卓球史に残る偉業を果たした2人は、ドイツで掴んだ「誇り」を胸に秘め、さらなる成長を求めていく。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer