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井上尚弥が本音「正直驚きました」 グッドマン負傷→キムと対戦に変更「切り替えられている」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の所属する大橋ジムが11日、神奈川・横浜市内の同ジムで会見。24日の4団体防衛戦(東京・有明アリーナ)で井上と対戦予定だった挑戦者のWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)が左目上を再び負傷し、対戦中止となったと大橋秀行会長が説明した。代役挑戦者はキム・イェジョン(韓国)に決定。井上はインスタグラムで「正直驚きましたがこんな状況でも対戦相手を用意してくれていた大橋会長に感謝します」と投稿した。

井上尚弥【写真:中戸川知世】
井上尚弥【写真:中戸川知世】

井上尚弥の相手がグッドマンからキム・イェジョンに変更

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の所属する大橋ジムが11日、神奈川・横浜市内の同ジムで会見。24日の4団体防衛戦(東京・有明アリーナ)で井上と対戦予定だった挑戦者のWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)が左目上を再び負傷し、対戦中止となったと大橋秀行会長が説明した。代役挑戦者はキム・イェジョン(韓国)に決定。井上はインスタグラムで「正直驚きましたがこんな状況でも対戦相手を用意してくれていた大橋会長に感謝します」と投稿した。

 当初は12月24日に有明アリーナで対戦予定だったが、グッドマンが来日直前のスパーリングで左目上を裂傷。試合10日前に1か月後への延期を発表した。井上陣営はリザーバーとして興行の前座に同じ階級の世界ランカー2人の試合を組む方針を表明。不測の事態に備えていたところ、試合13日前のこの日に相手陣営がグッドマンの再発により対戦を中止すると発表した。

 大橋会長は、話を聞いた井上の様子について「今回はさすがにびっくりしていた。『えー!?』って。2度目なので。朝早くの私からの電話なので覚悟はしていたと思う。キム選手がリザーブだったことは伝えていた」と話していた。

 井上は発表後、インスタグラムを更新。「既に大橋会長からの発表があった通り、グッドマンの怪我により1月24日は対戦相手が韓国のキム・イェジョンに変更になりました」と報告し、「正直驚きましたがこんな状況でも対戦相手を用意してくれていた大橋会長に感謝します」とつづった。

 試合が迫る中での対戦相手変更となったが「試合まで2週間を切りましたが切り替えられています」とも記し、「ファンの皆さんには大変申し訳なく思いますが、1月24日は応援よろしくお願いします。当日は最高のパフォーマンスをお見せします」と誓った。

 32歳のキムは21勝(13KO)2敗2分の右構え。昨年5月にWBOオリエンタル王座に就き、現在の世界ランクはWBO11位に入っている。愛称は「トラブルメーカー」。これまで日本人相手には7戦7勝の勝率100%だという。強さと堅実なインファイトスキルを有するタフなカウンターファイター。元WBO世界バンタム級王者のジェイソン・マロニー(オーストラリア)とスパーリングを行い、この試合に臨むという。

(THE ANSWER編集部)

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