英大手ブックメーカー、「セット予想」は大坂の「2-0」が人気中心

　テニスの4大大会・全豪オープンで4回戦進出を決めた世界ランク4位の大坂なおみ（日清食品）は8強進出をかけ、21日の次戦で同12位のアナスタシア・セバストワ（ラトビア）と対戦する。過去の対戦成績は2勝2敗と五分だが、英大手ブックメーカーは大坂の勝利に「1.66倍」を設定。全米オープン女王の突破が優位となっている。

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　大逆転勝ちを演じた3回戦の勢いそのままに、大坂がラウンド16も突破する。英大手ブックメーカー「bet365」は4回戦8試合の勝利オッズを設定。日本注目の大坂は「1.66倍」に対し、セバストワは「2.20倍」と接戦模様だが、大坂の突破が優位となっている。セット予想でも大坂の「2-0」が「2.62倍」で最もオッズが低く、ストレート勝ちが人気の中心になっている。

　3回戦の世界ランク27位の謝淑薇（台湾）戦は前半に苦戦しながら後半は圧倒。終盤、ラリー中に転倒した際は主審に「大丈夫か？」と声をかけられ、「NO！」と笑顔で返すユーモアを見せながら、逆転勝ちを演じた。男子の世界ランク9位・錦織圭（日清食品）も同日に4回戦の同23位パブロ・カレノブスタ（スペイン）戦が控えており、ダブル8強なるか。注目が集まる。