世界戦敗北→引退→就職活動→半年後に世界再挑戦 さまよったボクサー比嘉大吾「真剣にやる」
再起の一番の理由とは
再起の一番の理由は「世界タイトルマッチだったということ」と、よもやのチャンスを大歓迎。親友撃破に闘志を燃やした。
「(堤は)攻撃的なスタイル。自分も攻めるタイプなので、盛り上がるんじゃないかと思っています。性格も凄く知り尽くしてる相手。だからこそ、もっとやんないとダメだな」
バンタム級の他3つの世界王座はWBCに中谷潤人、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占中。今興行では、中谷が同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)と3度目の防衛戦を行う。WBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者・那須川天心(帝拳)もボクシング転向6戦目として、同級ノンタイトル10回戦で前WBO世界同級王者ジェイソン・モロニー(オーストラリア)と対戦する。
比嘉は再び王者に上り詰めることはできるのか。堤が会見で「勝つ以外に道はない」と言うと、比嘉も「僕も勝つ以外に道はないので一緒です」と覚悟を決めていた。
(THE ANSWER編集部)