錦織追い詰めた39歳ベテラン、死闘演じ現役延長に手応え「あと8、9年やれる」
「信じられないよ。今やほぼ40歳なんだからね」
すでに全豪オープンの歴史にその名を刻んだ。1回戦の勝利でローズウォールが1978年に刻んだ大会最年長勝利記録を更新していた。そして、米国のレジェンド、ジミー・コナーズが1992年の全米オープンで40歳の時点で記録して以来の2回戦進出だった。
錦織を倒していたら、更なる偉業となるところだった。「24歳の時は30歳までプレーできるかどうか考えていた。信じられないよ。今やほぼ40歳なんだからね」と語ったという。
もし、あと7年間現役生活を継続すれば、グランドスラム優勝8回でオーストラリアの人間国宝にも輝いているローズウォールの残した46歳という最年長現役記録に並ぶ偉業。そして自身が口にした通り、あと8年現役となれば、プロテニス史上最高齢の47歳となる。
衰え知らずの高速サービスは未だ健在。錦織を追い詰めたクロアチアの巨人が自信を胸に、未知なる世界を目指そうとしている。
(THE ANSWER編集部)