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全日本フィギュアで会場ざわつく 樋口新葉フィニッシュ後…ヨロヨロの原因は「動かなくなっちゃった」

フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では樋口新葉(ノエビア)が71.05点で4位発進となった。フィニッシュ後、ガッツポーズを見せたが、右脚を引きずるような姿も。ふくらはぎを攣っていたのが原因で、心配されたが「全日本では今までで一番いい演技ということで点数も出せてもらえた。そこは安心しています」と得点には納得していた。

ショートプログラムで演技した樋口新葉【写真:中戸川知世】
ショートプログラムで演技した樋口新葉【写真:中戸川知世】

全日本選手権が開幕

 フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では樋口新葉(ノエビア)が71.05点で4位発進となった。フィニッシュ後、ガッツポーズを見せたが、右脚を引きずるような姿も。ふくらはぎを攣っていたのが原因で、心配されたが「全日本では今までで一番いい演技ということで点数も出せてもらえた。そこは安心しています」と得点には納得していた。

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 前日から脚の状態が気になっていた樋口。冒頭に軽やかな2回転アクセルを披露したが、異変が起きたのは続く3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプの後。右ふくらはぎが攣ってしまった。「動かなくなっちゃった、どうしよう」と焦りもある中で、最後の3回転フリップに何とか着氷。堪えきり、フィニッシュ後はガッツポーズも見せた。

 拍手喝采を浴びるが、観客への挨拶の際にもヨロヨロとよろめく。場内が一瞬ざわつく中、バランスを崩しながらも笑顔で手を振り、リンクを降りた。

「今季一番いい演技ができたと思っていたんですけど、なかなか後半スピードが出せなかった。練習みたいに体を大きく動かすことができなかったので、逆に細かいところまで注意して滑ることができてそれはそれでよかったのかなと」

 ピンチを凌ぎ、70点を超えた。「やるしかないなと思って滑り出したけれど、最初から強い気持ちをもって滑ることができた」。フリーは1日空いて、22日に行われる。「まずは脚をほぐしてもらって(笑)。疲れを抜くような感じでうまく調整して、明後日は全部出し切るつもりで滑りたい」と語った。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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